奈良市総合観光案内所(旧奈良駅舎)
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竣工:1934年(昭和9年)
曳家工法により
約18m移動して
現在の位置で活用
和洋折衷建築
屋根の上には、
寺院のように九輪がそびえ
四隅には風鐸が見られます
内部中央の天井は、
大仏殿のような格天井(ごうてんじょう)
柱は洋風で、柱から横に伸びる肘木は
寺院のように組まれています
柱や壁にあしらわれた
古代文様のレリーフ
宝相華文様や忍冬唐草文様など
奈良時代に好まれたモチーフで
正倉院宝物などでも用いられています
和と洋のバランスが絶妙な建物です
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